23.4 インストールされている電子メールテンプレートでの作業

Identity Managerには、ワークフローベースのプロビジョニング専用の電子メールテンプレートが用意されています。これは、「新しいプロビジョニング要求」という電子メールテンプレートです。製品付属のプロビジョニング要求テンプレートはすべて、この電子メールテンプレートに関連付けられています。このため、新しく作成するリクエスト定義もこの電子メールテンプレートを使用します。

「新しいプロビジョニング要求」テンプレートを編集して電子メールメッセージのコンテンツおよび形式を変更することはできますが、新しい電子メールテンプレートを作成することはできません。

「新しいプロビジョニング要求」テンプレートを編集するには、iManagerの[ワークフロー管理]役割にある[電子メールテンプレート]タスクを使用する必要があります。

メモ:このタスクは、[パスワード]役割の[電子メールテンプレートの編集]タスクへのショートカットです。

23.4.1 デフォルトのコンテンツおよび形式

製品インストール後の「新しいプロビジョニング要求」テンプレートの外観を次に示します。


Dear $userFirstName$, A new provisioning request has been submitted that requires your approval.Request name:$requestTitle$ Submitted by:$initiatorFullName$ Recipient:$recipientFullName$ Please review the details of this request at $PROTOCOL$://$HOST$:$PORT$/$TASK_DETAILS$ to take the appropriate action.You can review a list of all requests pending your approval at $PROTOCOL$://$HOST$:$PORT$/$TASKLIST_CONTEXT$.

このテンプレートは、電子メールメッセージをトリガしたプロビジョニング要求定義を識別します。テンプレートには、承認を必要とするタスクに宛先をリダイレクトするURL、そのユーザに属す保留中のタスクの完全なリストを表示するURLも含まれています。

23.4.2 テンプレートの編集

「新しいプロビジョニング要求」テンプレートのコンテンツまたは形式は変更できます。テンプレートは、Identity Managerユーザアプリケーションのすべてのプロビジョニング要求に適用されます。このため、これから行う編集が、すべてのユーザおよびワークフロータスクについて適切になるよう注意してください。

テンプレートを編集するには:

  1. iManagerで、[Identity Manager]カテゴリを選択します。

  2. [ワークフロー管理]役割を開きます。

  3. [電子メールテンプレート]タスクをクリックします。

    [電子メールテンプレートの編集]画面が表示されます。

    説明:説明:図
  4. テンプレートのリストの[新しいプロビジョニング要求]をクリックします。

    [電子メールメッセージの変更]画面が表示されます。

    説明:説明:図
  5. メッセージ本文]ボックスで変更を行います。

  6. 必要に応じて、メッセージ本文にダイナミックテキストが含まれるように、[置換タグ]に表示されている1つまたは複数のタグをコピーします。

    置換タグについての簡単な説明を次に示します。

    タグ

    説明

    $userFirstName$

    宛先の名。

    $requestTitle$

    プロビジョニング要求定義の表示名。

    $initiatorFullName$

    イニシエータのフルネーム。

    $recipientFullName$

    受信者のフルネーム。

    $PROTOCOL$

    電子メールメッセージに含まれるURLのプロトコル。

    $SECURE_PROTOCOL$

    電子メールメッセージに含まれるURLのセキュアプロトコル。

    $HOST$

    Identity Managerユーザアプリケーションを実行するJBossアプリケーションサーバのホスト。

    $PORT$

    Identity Managerユーザアプリケーションのポート。

    $SECURE_PORT$

    Identity Managerユーザアプリケーションのセキュアポート。

    $TASKLIST_CONTEXT$

    宛先について保留となっているすべてのリクエストのリストを表示するページ。

    $TASK_DETAILS$

    この電子メールメッセージが生成されるリクエストの詳細を表示するページ。

  7. 作業が終わったら、[OK]をクリックします。

23.4.3 テンプレートのデフォルト値の変更

インストール時、電子メールテンプレートで使用する置換タグのいくつかについて、デフォルト値を設定できます。インストール完了後、ユーザアプリケーションの環境設定ツールを使用して、これらの値を変更することもできます。

インストール設定を変更するには:

  1. idmフォルダにあるldapconfig.shスクリプトを実行します。

    
    ./configupdate.sh
    

    メモ:Windowsの場合、実行ファイルはconfigupdate.batです。

    説明:説明:図
  2. 必要に応じて、次のフィールドを変更します。

    フィールド

    説明

    Email Notify Host (電子メール通知ホスト)

    承認フローで使用される電子メールテンプレート内の$HOST$トークンの置き換えに使用されます。空白のままの場合は、サーバにより計算されます(これはJBossホストです)。

    Email Notify Port (電子メール通知ポート)

    承認フローで使用される電子メールテンプレート内の$PORT$トークンの置き換えに使用されます。

    Email Notify Secure Port (電子メール通知のセキュアポート)

    承認フローで使用する電子メールテンプレート内の$SECURE_PORT$トークンの置き換えに使用されます。

  3. [OK]をクリックして、変更を確認します。