ドライバには、次のコンポーネントが含まれています。
デフォルトのドライバ環境設定ファイル: ドライバ環境設定ファイルは、デフォルトのルール、スタイルシート、およびドライバパラメータをセットアップするためにインポートするファイルです。Notesドライバのドライバ環境設定ファイルはNotes.xmlです。加えて、英語以外の言語に対応した.xlf ファイルが付属しています。
ドライバファイル: CommonDriverShim.jarと NotesDriverShim.jarは、Lotus Notesとアイデンティティボールト間の直接の同期化を管理するJavaファイルです。
ndsrep: ndsrepは、データの同期化を行うLotus Dominoサーバのアドインプロセスです。ndsrepは、Notesデータベース上で最後に成功した同期化の時刻を追跡し、そのタイムスタンプに基づいてLotus Domino Server上の変更をチェックします。その後、Notesデータベースから変更を読み取り、変更が表しているイベントタイプを判別し、アイデンティティボールト内のドライバ環境設定の発行者フィルタで指定されているオブジェクトと属性に基づいて、その更新内容をフィルタリングします。
dsrepcfg.ntf: Notesドライバシムの初期起動時に必要なNotesデータベースのテンプレート。Notesドライバシムは、このNotesデータベーステンプレートを使用して、発行者フィルタやその他ドライバ発行設定を決定するためにndsrepによって使用されるdsrepcfg.nsfという環境設定データベースを作成します。