A.3 Movecfg.exeユーティリティの使用

movecfg.exeユーティリティでは、次のパラメータを使用できます。

movecfg -host <ldap host name/address> -port <port number> -edir-dn <login dn> -edir-pwd <password> -driverDN <driverDN> -noteSvr <Domino Server Name> [-ndsrep] <NDSREP instance name> [-timeout] <timeout> [-f] <ndsrep config db>

例:

movecfg -host ldapsvr.mycompany.com -port 389 -edir-dn cn=admin,o=MyOrg -edir-pwd secret -driverDN cn=myDriver,cn=MyOrgUnit,O=MyOrg -noteSvr CN=MyDomino/O=MyOrg

Table A-1 Movecfgユーティリティのパラメータとその説明

パラメータ名

必須またはオプション

説明

-host <LDAPホスト名/アドレス>

必須

アイデンティティボールトサーバのLDAPホストのDNSホスト名、またはIPアドレスです。

-port <ポート番号>

オプション

–hostパラメータで指定されたLDAPホストのLDAPポートです。

デフォルト = 389

-edir-dn <ログインDN>

必須

ドライバ設定を更新するアイデンティティボールトユーザの完全修飾されたLDAP識別名です。LDAP形式で指定する必要があります。

例: cn=DirXMLAdmin,cn=eng,o=acme

-edir-pwd <パスワード>

オプション

-edir-dnログインオブジェクトで指定されたユーザオブジェクトに一致するパスワードです。パスワードが指定されていない場合、パスワードの入力プロンプトが表示されます。

-driverDN <ドライバDN>

必須

パラメータを更新する必要があるドライバの完全修飾されたLDAP識別名です。LDAP形式で指定する必要があります。

例: cn=NotesDriver1,cn=DirXMLDriverSet,o=acme

-noteSvr <Dominoサーバ名>

必須

Dominoサーバの名前です。

例: cn=NoteSrv/o=acme

[-ndsrep] <NDSREPインスタンス名>

オプション

ndsrep環境設定データベース(dsrepcfg.nsf)に保存されるドライバ環境設定インスタンスの名前です。デフォルトでは、ドライバ(NotesDriver1など)の相対識別名に設定されます。

[-timeout] <タイムアウト値>

オプション

LDAPホストに接続して通信を試みるときのタイムアウト値です。

[-f] <ndsrep環境設定データベース>

オプション

ndsrep環境設定データベースの名前です。

デフォルト = dsrepcfg.nsf