Application Launcherは起動すると、ローカル(高速接続)モードまたはリモート(低速接続)モードのどちらで実行しているかを特定します。Application Launcherは、アクティブなダイヤルアップ接続を検出するとリモートモードで起動します。アクティブなダイヤルアップ接続が検出されなかった場合、Application Launcherはいくつかの方法を使用して、ローカルモードまたはリモートモードのどちらで動作しているかを特定できます。ConsoleOne®でApplication Launcherを設定して、Application Launcherが使用する方法を指定できます。
ConsoleOneで、コンテナ内のすべてのユーザに対してApplication Launcherを設定する場合は、コンテナオブジェクトを選択します。
または
ユーザごとに設定する場合は、ユーザオブジェクトを選択します。
オブジェクトを右クリックし、
をクリックしてオブジェクトのプロパティページを表示します。タブ、 の順にクリックして、[Application Launcherの環境設定]ページを表示します。
をクリックして、[Application Launcherの環境設定]ページを表示します。
タブの リストで、 オプションを選択します。
[値]フィールドで、次の設定のいずれかを選択します。
[ユーザは常にローカル]: Application Launcherは、ユーザがローカルユーザであるかのように機能します。
[ユーザは常にリモート]: Application Launcherは、ユーザがリモートユーザであるかのように機能します。
[プロンプト]: Application Launcherは、ユーザにローカルまたはリモートのいずれかを選択するように求めます。
[最大インタフェース速度を使用して自動検出する]: Application Launcherは、ネットワークインタフェースカードの最大速度を検出し、その速度からユーザがローカルまたはリモートのいずれであるかを判別します。このオプションを選択する場合、ローカルステータスとリモートステータスを判別する接続速度(しきい値)を設定する必要があります。
[ネットワークIDを使用して検出する]: Application Launcherは、ユーザがローカルまたはリモートのいずれであるかを判別するために、ワークステーションのネットワークID(ネットワークアドレスとも呼ばれます)を使用します。
このオプションを選択する場合、ユーザがローカルまたはリモートのいずれであるかを判別するためのネットワークIDを指定する必要があります。ネットワークIDを特定するには、32ビットIPアドレスおよび32ビットサブネットマスクのビット論理比較演算ANDを実行し、その結果得られる32ビットネットワークIDをドット区切りの10進表記に変換します。AND比較演算では、比較される2つのビットが両方とも1の場合のみ、比較結果は真(1)になります。それ以外の場合、結果は偽(0)になります。例:
10000001 00111000 10111101 00101001 |
(IPアドレス: 129.56.189.41) |
11111111 11111111 11110000 00000000 |
(サブネットマスク: 255.255.240.0) |
10000001 00111000 10110000 00000000 |
(ネットワーク ID: 129.56.176.0) |
指定のネットワークIDと一致するネットワークIDを持つワークステーションをローカルとして判断する場合は、[Network ID Is Equal to This Network ID(ネットワークはこのネットワークIDに一致)]を選択します。
指定のネットワークIDと一致しないネットワークIDを持つワークステーションをローカルとして判断する場合は、[Network ID Is Not Equal to This Network ID(ネットワークIDはこのネットワークIDに一致しない)]を選択します。
をクリックして変更内容を保存します。