37.6 依存関係を持つアプリケーションの削除

依存関係を持つアプリケーションのアプリケーションオブジェクトを削除する前に、依存関係を削除する必要があります。このようにすると、依存先アプリケーションのオブジェクトからユーザの権利が適切に削除されます。

たとえば、Application AがApplication BとApplication Cの2つの依存先アプリケーションを持っている場合、Application Aに関連付けられたユーザには、Application BオブジェクトとApplication Cオブジェクトへのトラスティ権利が自動的に割り当てられます。Application Aの依存関係リストからApplication BとApplication Cを削除した後に、Application Aのオブジェクトを削除した場合のみ、これらの権利は削除されます。

依存関係を削除する前に誤ってアプリケーションを削除しても、依存先アプリケーションからユーザのトラスティ権利を手動で削除できます(ConsoleOne>依存先アプリケーションオブジェクト>[NDS Rights (NDS権利)]タブ>[Trustees of This Object (このオブジェクトのトラスティ)]ページ)。