第22章

コンテンツクエリアプリケーション

この章では、Content Managementサブシステムにクエリするためのコンテンツクエリアクションおよび関連する生成物の使用方法について説明します。この章は、次の節から構成されています。

注記:   このアプリケーションを使用するには、プロジェクトにContent Managementサブシステムおよびルールサブシステムが含まれていなければなりません。

 
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コンテンツクエリについて

コンテンツクエリアプリケーション(CQA)では、Content Management (CM)サブシステムで発行されたドキュメントをクエリできます。フォルダ、カテゴリ、ドキュメントタイプ、または特定のドキュメントによりクエリできます。検索は、非排他または排他のいずれかとして指定できます。クエリ結果はXMLでキャプチャされ、CMサブシステムのクエリとして処理されます。

コンテンツクエリは、インストールしたコンテンツクエリアクションを使用するポートレットおよびサンプルルールから構成されます。アプリケーション生成物は、次の場所にあるexteNd Directorディレクトリに提供されます。

  Portal/WEB-INF/lib/cqa-portlets.jar

アプリケーションコンテンツ   CQA-Portlets JARに含まれる内容

CQA生成物

説明

ContentListPortlet.class

コンテンツクエリアクションを使用してクエリの結果を表示するポートレット

ContentList.xml

CMサブシステムに対する一般的なドキュメントクエリを実行するサンプルルール

For more information    コンテンツクエリアクションの使用を参照してください。

MyDocuments.xml

ログインユーザにより作成または修正されたドキュメントのクエリを実行するサンプルルール

NewDocuments.xml

SetDateonWhiteboardアクションを実行し、現在の日付に作成または修正されたドキュメントのクエリを実行するサンプルルール

 
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コンテンツクエリアクションの使用

コンテンツクエリアクションは、クエリ結果に含める(または除外する)フォルダ、カテゴリ、ドキュメントタイプ、およびドキュメントを指定するためのカスタムユーザインタフェースをRule Editorで提供します。クエリ出力に表示する必要のあるプロパティ(コンテンツフィールド)の選択と、ソートルールの指定に対してもインタフェースを提供します。コンテンツクエリアクションには、選択基準を指定できるクエリビルダも含まれています。

Procedure クエリを編集して実行する

  1. コンテンツをまだ作成していない場合は、Director Administration Console (DAC)またはWebDAVを用してコンテンツを作成する必要があります。

  2. サーバを起動してexteNd DirectorのContentListルールを開きます。

    For more information    詳細については、『ルールガイド』の「ルールエディタおよびマクロエディタの使用」を参照してください。

    注記:   新規ルールを作成して、クエリアクションに追加することもできます。独自のルールを作成する場合は、次の手順を省略します。

  3. [コンテンツ管理システムのクエリの編集]アクションを選択し、次に右クリックしてポップアップメニューから[編集]を選択します。

    ポップアップによって、プロジェクトのContentMgmtServiceフォルダに対してURLを指定するように指示されます。

  4. 正しいURLを指定します-次に例を示します。

      http://localhost/MyDirectorProj/ContentMgmtService/
    

    コンテンツクエリプロパティインスペクタが表示されます。

    QueryAction

  5. [検索]タブで、クエリに含める(または除外する)ドキュメントを指定します。

    1つまたは複数を選択する

    クリックする対象

    含めるまたは除外する「フォルダ」

    [フォルダ]ボタン

    含めるまたは除外する「カテゴリ」

    [カテゴリ]ボタン

    含めるまたは除外する「ドキュメントタイプ」

    [ドキュメントタイプ]ボタン

    含めるまたは除外する「ドキュメント」

    [ドキュメント]ボタン

    各プロパティパネルでは、ドキュメントのホワイドボードキーにURLを指定できます。

    QueryWhiteboard

    値を入力するか、該当する値を持つホワイトボードキーを指定できます。次の形式を使用します。

      !valueOf.keyname
    

    別のキーの名前を持つキーを指定することもできます。別のキーから値を取得するには、!valueOf.anotherkeyを指定します。

    For more information    !valueOf構成の詳細については、『ルールガイド』のホワイドボード値の使用に関する節を参照してください。

  6. クエリ条件を作成するには、[条件]ボタンをクリックします。

    QueryWhose

    条件クエリビルダで個々のCMプロパティの選択基準を指定します。クエリ条件を作成する

    手順

    アクション

    1

    すでに1つまたは複数の条件をクエリに追加している場合は、論理演算子([and]または[or])を選択します。

    2

    [標準ドキュメントプロパティ]を選択します。

    3

    プロパティを選択します([著者]など)。

    4

    演算子を選択します([次で終わる]など)。

    5

    [<literal>]を選択します。

    ヒント:   現在、リテラル文字列またはホワイトボードキーのみがサポートさ れます。

    6

    この式に使用される値を入力します。リテラル値または値を持つホワイトボードキーを入力できます。次の形式を使用します。

      !valueOf.keyname
    

    別のキーの名前を持つキーを指定することもできます。別のキーから値を取得するには、!valueOf.anotherkeyを指定します。

    For more information    !valueOf構成の詳細については、『ルールガイド』のホワイドボード値の使用に関する節を参照してください。

    7

    [追加]をクリックして条件を追加します。

    [検索]タブで提供するクエリ仕様はANDed togetherです。これは、クエリの結果セットに含めるには、ドキュメントが[検索]タブで指定されたすべての基準を満たす必要があることを意味します。

  7. [プロパティ]タブで、クエリ出力に表示するドキュメントプロパティを選択します。左のリストから1つまたは複数のプロパティを選択し、矢印を使用して右のリストに追加できます。ダイアログボックス右側の矢印を使用してプロパティを上下に移動し、表示順序を調整することもできます。

    ヒント:   クエリ出力にデータを表示するには、[プロパティ]タブのプロパティを少な くとも1つ選択する必要があります。ContentListルールでは、デフォルトで一部のプロパ ティが選択されます。

  8. [ソート]タブで、クエリ出力でのデータのソート方法を指定します。選択する各プロパティにソート順を指定できます(昇順または降順)。

  9. アクションの編集を終了したら、[終了]をクリックします。

  10. [はい]をクリックして、変更内容を保存します。

  11. ルールを保存します。

  12. クエリをテストするには、ポータルページにContentListポートレットを追加し、そのページをテストします。



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