第6章
この章では、exteNd Directorのパイプラインエディタとバインドエディタを使用して、ルールパイプラインを設定する方法について説明します。この章は、次の節から構成されています。
「パイプライン」は、特定のユーザまたはグループに関連付けられた一連のルールを指定された順序で実行するためのメカニズムです。
パイプラインを設定する基本手順は次のとおりです。
パイプラインを設定した後、アプリケーションでvalidate()メソッドをコールして、パイプラインで定義されているルールを起動します。
パイプラインにユーザまたはグループ手順が含まれている場合、ユーザまたはグループメンバーが現在のアプリケーションコンテキスト内に存在すると、Ruleサブシステムは、ユーザバインドまたはグループバインド定義で定義されているルールを起動します。
パイプラインにパイプライン手順が含まれている場合、Ruleサブシステムは、検証されるパイプラインに対して定義されているパイプライン手順で定義されたルールを起動します。
この章の後半では、パイプラインエディタでパイプラインを作成する方法、およびバインドエディタでルールバインドを定義する方法について説明します。
exteNd Directorアプリケーションでのパイプライン使用に関する基礎的な情報については、を参照してください。
パイプラインを作成して1つまたは複数の手順に関連付けるには、exteNd Directorのパイプラインエディタを使用します。
複数の手順を追加した場合、対応するバインドで定義されているルールは、[選択された手順]セクションに表示されている順番に起動されます。
[ファイル]>[保存]の順に選択するか、または<Ctrl+S>キーを押します。
パイプライン定義フォルダの内容がプロジェクトリソースセットに表示されます。
exteNd Directorのプロジェクトソースまたはアーカイブレイアウトで、パイプラインXML記述子に移動します。
バインドエディタを使用して、1つのルールまたはルールのセットを、選択されたユーザ、グループ、またはパイプラインにバインドします。
[グループバインド]、[パイプラインのバインド]、または[ユーザバインド]アイコンを選択します。
適切なバインドエディタが表示されます。エディタの一番上に表示されるテキストボックスの名前は、選択したアイコンによって異なります。
[ファイル]>[保存]の順に選択するか、または<Ctrl-S>キーを押します。
プロジェクトリソースセット内にある適切なバインド定義のコンテンツがダイアログに表示されます。
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