19.5 「IDMヒントの設定」ポートレット

セルフサービスポートレットでは、パスワードのヒントを設定または変更できます。パスワードのヒントとは、ユーザがパスワードを忘れた場合の手がかりとして表示または電子メール送信されるヒントです。

説明:説明:図

19.5.1 要件

「IDMヒントの設定」ポートレットの要件を次に示します。

トピック

要件

パスワードポリシー

このポートレットではパスワードを忘れた場合のセルフサービスが有効で、本人確認の質問と回答が設定されているパスワードポリシーを必要とします。

ユニバーサルパスワード

このポートレットでは、ユニバーサルパスワードを有効にする必要はありません。

19.5.2 用途

「IDMヒントの設定」ポートレットを使用するには、次のことを理解しておく必要があります。

ログイン時の「IDMヒントの設定」ポートレットの使用方法

ログイン中、ユーザがパスワードのヒントを設定する必要がある場合には必ず、「IDMログイン」ポートレットは自動的に「IDMヒントの設定」ポートレットにリダイレクトします。たとえば、管理者がiManagerでユーザにパスワードポリシーを割り当てた後に初めてそのユーザがアプリケーションにログインしようとする場合がこれに当たります。このパスワードポリシーでは、[パスワードを忘れた場合]が有効になり、[ユーザにヒントを送信する]アクションか[ヒントをページに表示]アクションが設定されます。

ユーザアプリケーションページ上で「IDMヒントの設定」ポートレットを使用する

デフォルトで、ユーザアプリケーションではパスワードヒントを変更するためのセルフサービスが有効になっています。