Novell Filrを使用することにより、デスクトップ、ブラウザ、またはモバイルデバイスからすべてのファイルとフォルダに簡単にアクセスできます。また、ファイルとフォルダを他のユーザと共有することで、自分のファイルでコラボレーションを促進できます。Novell Filrの詳しい概要については、『Filr 2.0: Webアプリケーションユーザガイド』の「Filrについて
」を参照してください。
本『クイックスタート』では、MacデスクトップからFilrを使用する方法について説明します。
デスクトップからだけではなく、次の方法でもFilrにアクセスできます。
ワークステーションのWebブラウザから: 『Filr 2.0: Webアプリケーションユーザガイド』に説明されている方法でアクセスします。
モバイルデバイスから: 『Novell Filr 2.0 Mobileアプリ』に説明されている方法でアクセスします。
Novell Filrのファイルを自分のコンピュータと同期すれば、Filrサイトに直接アクセスすることなくファイルを変更することができます。追加、変更、および他のアクションが、Filrと自分のコンピュータとの間で同期されます。
この方法を実施するには、Filr管理者がFilr Desktopアプリケーションを有効にして、Filrサイトと共に使用できるようにしておく必要があります。詳細については、『Filr 2.0: Administration Guide』の「Setting Up the Filr Desktop Application
」を参照してください。
Filr 2.0 Desktopアプリケーションで、Macintosh OS X 10.11 がサポートされるようになりました。
Filrサーバとワークステーション上にあるすべてのファイルを一元的に見られる仮想ビューを提供するファイルオンデマンド機能が、Filr 2.0 Desktopアプリケーションに導入されました。ファイルオンデマンドにより、すべてのファイルをサーバからワークステーションにダウンロードする必要がなくなりました。必要なファイルにアクセスして、そのファイルだけをダウンロードできるようになりました。
ファイルおよびフォルダは次のように分類されています。
オンラインファイル: Filrサーバ上で利用可能で、ローカルのワークステーションにまだダウンロードされていないファイル。
オフラインファイル: ローカルワークステーションにダウンロード済みのファイル。
オンラインフォルダ: Filrサーバ上で利用可能で、ローカルワークステーションにまだダウンロードされていないフォルダとその中身。
オフラインフォルダ: 1つまたは複数のファイルまたはフォルダが入っている、ローカルワークステーションにダウンロード済みのフォルダ。したがって、このフォルダにはオンラインとオフラインの両方のファイルまたはフォルダが含まれます。
メモ:オフラインでまだ使用できるようになっていないオンラインファイルに、アプリケーションから、またはダブルクリックしてアクセスすると、そのファイルのコピーがローカルにキャッシュされます。
必要に応じてファイルをダウンロードすることには、以下の利点があります。
Filrサーバのすべてのファイルとワークステーションを同期させる必要がないため、ファイルの同期にかかる時間が短縮します。
ファイルのダウンロードに必要なネットワーク帯域幅が減少します。
ファイルの保存に必要なディスク容量が減ります。
Filr 2.0 Desktopアプリケーションでは、以下の操作が行えます。
選択したファイルまたはフォルダとその中身を、オンデマンドでローカルディスクにダウンロードする。詳細については、オフラインで使用できるようにするを参照してください。
ファイルまたはフォルダのコピーをローカルディスクから削除する。詳細については、オンラインでのみ使用できるようにするを参照してください。
指定した期間アクセスしなくなったキャッシュファイルを削除する。詳細については、キャッシュファイルを削除するを参照してください。
オフラインのファイルとフォルダをFilrサーバと同期する。詳細については、今すぐ同期を参照してください。
Filrサーバに同期できないファイルまたはフォルダに対して行った変更を元に戻す。詳細については、ローカル変更を取り消すを参照してください。
Filr操作の詳細については、Filr操作の理解を参照してください。
Filr 2.0 Desktopソフトウェアを使用して、以下のデスクトップバージョンをアップグレードできます。
Filr 1.2 (最新のホットフィックス適用済み)
OS X 10.11 (El Capitan)
OS X 10.10 (Yosemite)
Filr 2.0
Filr 1.2
メモ:ウィルス対策およびバックアップアプリケーションによる大量ダウンロードのブロックは、Filr 1.2サーバではサポートされていません。詳細については、アプリケーションドリブンダウンロードによってローカルディスクがいっぱいになることを防ぐを参照してください。
Filr Desktopアプリケーションで表示されるデフォルトの言語は、アプリケーションが実行されているワークステーションで設定されている言語によって定義されます。
Filr Desktopアプリケーションは、以下の言語をサポートしています。
|
|
ワークステーションの言語がサポートされていない場合、アプリケーションは英語で表示されます。
ワークステーションで、ブラウザからFilr Webアプリケーションにアクセスします。
ブラウザからNovell Filrを起動する方法については、『Filr 2.0: Webアプリケーションユーザガイド』の「WebブラウザからFilrへアクセス
」を参照してください。
ページの右上隅にある、リンクになっている自分の名前をクリックして、[Filr Desktopアプリケーションのダウンロード]をクリックします。
NovellFilr-version.pkgファイルをクリックしてダウンロードします。
ダウンロードが完了したら、NovellFilr-version.pkgファイルを開きます。
[続行]をクリックします。
ライセンス契約を表示する言語を選択して[続行]をクリックし、[同意する]をクリックします。
Filr Desktopアプリケーションのインストール場所を変更するか、またはデフォルトの場所を受け入れて[続行]をクリックします。
[インストール]をクリックします。
インストールが完了したら、[閉じる]をクリックします。
Launchpadまたは/Applications/Novell Filrから手動でFilrを起動して、初回ユーザログインの構成に進みます。
Filr Desktopアプリケーションをダウンロードしてインストールすると、アプリケーションにログインするプロンプトが表示されます。Filr Desktopアプリケーションのダウンロードおよびインストールの詳細については、Filr Desktopアプリケーションのダウンロードおよびインストールを参照してください。
Filr Desktopアプリケーションにログインする:
[Novell Filrログイン]ダイアログに、以下の情報を指定します。
ユーザ名: Filrサイトにログインするときに使用するFilrユーザ名を指定します。
パスワード: Filrサイトにログインするときに使用するFilrパスワードを指定します。
パスワードを記憶する: Filr Desktopアプリケーションにパスワードを記憶させる場合は、このオプションを選択します。
メモ:Filr管理者はこのオプションを無効にすることができます。
サーバURL: ファイルをコンピュータに同期するFilrサイトのURLを指定します。例: https://Filr.mycompany.com:8443
[ログイン]をクリックします。
これでFilr Desktopアプリケーションが実行され、Filrアイコン がメニューバーに表示されます。
初回ログインの後にFilrアプリケーションにログインするときは、メニューバーのFilrアイコン をクリックして、[ログイン]をクリックします。
別のユーザとしてログインする方法については、Filrアカウント情報の変更を参照してください。
Filr DesktopアプリケーションからFilrサーバへの同期は、ファイルが保存されて閉じられた時に即時で実行されます。FilrサーバからFilr Desktopアプリケーションへの同期は、Filr管理者が指定した間隔で実行されます。デフォルトは15分ごとです。サーバが使用不可になると、デスクトップクライアントは、接続が再確立されるまで1分ごとにサーバに接続しようとします。
スケジュール設定された同期まで待たずに、手動でファイルを同期することもできます。詳細については、オフラインファイルおよびフォルダを手動で同期するを参照してください。
次の場所に置かれているファイルは、ユーザのワークステーションと同期します。
マイファイル: Filrサイトのユーザの[マイファイル]エリアに置かれているファイルは、デフォルトでユーザのワークステーションに同期されます。ユーザのワークステーションの[マイファイル]フォルダ(/Users/username/Filr/My Files)にファイルを追加すると、次の同期でそこにあるファイルは自動的にFilrに同期されます。
自分が共有相手: Filrサイトにある[自分が共有相手]エリアに置かれているファイルは、デフォルトでユーザのワークステーションに同期されます。編集権限または寄稿権限を持っている場合、[自分が共有相手]エリアにあるファイルを編集することができ、編集内容はFilrに同期されます。ただし、ユーザのワークステーションのFilr Desktopアプリケーションから[自分が共有相手]フォルダのルート(/Users/username/Filr/Shared with Me)にファイルを追加することはできません。この場所にファイルを追加しても、ファイルはFilrに同期されません。他のユーザから共有を受けたフォルダに対して寄稿者権限を持っている場合は、そのフォルダにファイルを追加することができます。
ネットフォルダ: [ネットフォルダ]にあるファイルは、デフォルトではユーザのワークステーションに同期されません。
コーポレートファイルシステムにあるフォルダとファイルのことを、「ネットフォルダ」といいます。コーポレートファイルには、自分のホームディレクトリ上のファイル、マップされたドライブ上のファイル、またはリモートサーバ上のファイルが含まれます。Filrを使用することで、それらのファイルがどこにあってもシームレスにアクセスできます。アクセスできるコーポレートファイルは、Filr管理者によって定義されています。
/Users/username/Filrフォルダのルートにあるファイルは同期できません。その代わりに、いずれかの適切なサブフォルダ(マイファイルまたはネットフォルダ)にファイルを追加してください。
ユーザのファイルシステムにあるFilrフォルダ内のフォルダおよびドキュメントに対して以下のいずれかのアクションを実行すると、次の同期のときに、そのアクションがユーザのコンピュータファイルシステムとFilrサーバとの間で同期されます。
ドキュメントおよびフォルダの作成
ドキュメントおよびフォルダのコピー
ドキュメントでのコメント
ドキュメントおよびフォルダの削除
削除する権限を持っている場合、Filr Desktopアプリケーションから削除するドキュメントおよびフォルダはサーバからも削除されます。ただし、[自分が共有相手]エリアにあるドキュメントを削除する場合は例外です。
自分が直接共有を受けたドキュメントまたはフォルダを[自分が共有相手]エリアから削除すると、Filr Desktopアプリケーションには同期されなくなりますが、ドキュメントとフォルダはサーバに残ります。
自分が共有を受けたドキュメントや、共有を受けたフォルダのサブフォルダとなるフォルダを削除する場合、または削除対象のドキュメントが共有を受けたフォルダに格納されている場合、削除する十分な権限があればドキュメントまたはフォルダはサーバから削除されます。
ドキュメント
ドキュメントおよびフォルダの移動
ドキュメントおよびフォルダの名前変更
ドキュメントおよびフォルダの共有
Filr Desktopアプリケーションをインストールして、このアプリケーションにログインすると、Filr Desktopアプリケーションが実行され、Filrアイコン がメニューバーに表示されます。
をクリックするとFilrフォルダが開きます。このポリシーを設定するには、次の手順を実行します。
Filrフォルダを開くには、 をクリックしてから、[Filrフォルダを開く]をクリックします。
Filrコンソールを起動するには、 をクリックしてから、[Filrコンソールを開く]をクリックします。
ブラウザを使用してFilrにアクセスするには、 をクリックしてから、[Web上のFilrにアクセス]をクリックします。
すべてのファイルを手動で同期するには、 をクリックしてから、[今すぐ同期]をクリックします。
デスクトップアプリケーションのログインまたはログアウトを行うには、 をクリックしてから、それぞれ[ログイン]または[ログアウト]をクリックします。
Filrのバージョンを表示するには、 をクリックしてから、[Filrのバージョン情報]をクリックします。
ヘルプファイルを表示するには、 をクリックしてから、[ヘルプ]をクリックします。
メモ: をクリックすると、[終了]オプションはリストに表示されなくなります。Filr Desktopアプリケーションを終了するには、Option キーを押して、
をクリックします。その後、[終了]をクリックします。
Filr Desktopコンソールには、以下のオプションがあります。
ユーザアカウント情報を変更できます。詳細については、Filrアカウント情報の変更を参照してください。
ユーザのデータクォータを表示します。詳細については、データクォータの理解および表示を参照してください。
コンピュータ始動時にFilrが自動的に起動されるようにするかどうかを指定できます。
Filrファイルを同期する場所を指定できます。デフォルトでは、Filrファイルはユーザのファイルシステムの/Users/Username/Filrフォルダに同期されます。詳細については、ファイルシステム上のFilrファイル同期場所の変更を参照してください。
ローカルにキャッシュされたファイルを、最後にアクセスまたは変更してからどれほどの期間保持するかを指定できます。詳細については、キャッシュファイルの削除を参照してください。
Filrでは、システム管理者がアプリケーションドリブンダウンロードを制御し、Filrの動作によってローカルディスクがいっぱいになることを防ぐことができるようになりました。管理者が行った操作については、[アプリケーション]ページに要約されています。制限が設けられている場合は、許可されているかブロックされているアプリケーション、またはその両方のアプリケーションを表示するためのリンクがこのページに配置されます。詳細については、アプリケーションドリブンダウンロードによってローカルディスクがいっぱいになることを防ぐを参照してください。
正常に完了しなかった同期アクションに関する情報が表示されます。同期アクションを再試行するか、Filrワークスペースへの変更を取り消すことができます。詳細については、同期問題の理解と解決を参照してください。
Filr Desktopアプリケーションで最近行われたアクティビティが表示されます。詳細については、最近のアクティビティの表示を参照してください。
新しいソフトウェアアップデート、期限切れのパスワード、サーバダウンタイムなどさまざまなアラートが表示されます。詳細については、システムアラートの表示を参照してください。
以下のセクションでは、Filrのさまざまな操作について説明します。
操作 |
フォルダ |
ファイル |
---|---|---|
コメント |
|
✓ |
ファイルリンクの取得 |
|
✓ |
Filr情報の取得 |
✓ |
✓ |
オフラインで使用できるようにする |
✓ |
✓ |
オンラインでのみ使用できるようにする |
✓ |
✓ |
共有 |
*✓ |
✓ |
いますぐ同期化 |
**✓ |
**✓ |
ローカル変更を取り消す |
***✓ |
***✓ |
* ネットフォルダ内からフォルダを共有することはできません。 ** オフラインのファイルおよびフォルダのみを同期できます。 *** オフラインファイルに行った変更がまだサーバと同期されていない場合にのみ、ローカルの変更を取り消すことができます。 |
Filrは選択されたファイルまたは選択されたフォルダとその中身をローカルディスクにダウンロードします。
オフラインで使用可能なファイルおよびフォルダは周期的にFilrと同期されるので、Filrにログインしていないときでも、ローカルディスクにあるそれらのファイルにアクセスできます。
ファイルまたはフォルダをオフラインで使用できるようにするには:
該当するファイルまたはフォルダを右クリックします。
[オフラインで使用できるようにする]をクリックします。
Filrはファイルまたはフォルダのコピーをローカルディスクから削除しますが、ファイルまたはフォルダはオンラインに保持されます。
ファイルまたはフォルダをオンラインでのみ使用できるようにするには:
該当するファイルまたはフォルダを右クリックします。
[オンラインでのみ使用できるようにする]をクリックします。
オンラインファイルが、まだオフラインで使用できるようになっていない場合、アプリケーションから、またはダブルクリックしてアクセスすると、そのファイルのコピーがローカルにキャッシュされます。ローカルにキャッシュされたファイルを、最後にアクセスまたは変更してからどれほどの期間保持するかを指定することができます。詳細については、キャッシュファイルの削除を参照してください。
オフラインで使用できるようになっている、選択したファイルおよびフォルダを同期します。
オフラインのファイルおよびフォルダをFilrサーバに同期できます。
特定のオフラインファイルまたはフォルダを同期するには、該当するファイルまたはフォルダを右クリックして、[今すぐ同期]をクリックします。
すべてのオフラインファイルおよびフォルダを同期するには、MacメニューバーのFilrアイコンをクリックして、[今すぐ同期]をクリックします。
Filrサーバに同期できないファイルまたはフォルダに対して行った変更を元に戻すには、以下の手順を行います。
該当するファイルまたはフォルダを右クリックします。
[ローカル変更を取り消す]をクリックします。
メニューバーのFilrアイコン をクリックして、[Filrフォルダを開く]をクリックします。
自分のファイルシステムから直接Filrフォルダにアクセスできます。Filrフォルダは、/Users/Username/Filrディレクトリにあります。
デフォルトの場所を変更する方法については、ファイルシステム上のFilrファイル同期場所の変更を参照してください。
ワークステーションとFilrとのファイルの同期について詳しくは、同期の理解を参照してください。
スケジュール設定された同期まで待たずに、Filrとコンピュータとの間のファイルおよびフォルダの同期を手動で取ることができます。同期するファイルは事前に閉じられている必要があります。
すべてのファイルを手動で同期するには:
メニューバーのFilrアイコン をクリックしてから、[今すぐ同期]をクリックします。
ファイルまたはフォルダを個別に手動で同期するには:
同期するファイルまたはフォルダに移動します。
ファイルまたはフォルダを右クリックしてから、[今すぐ同期]をクリックします。
Filr Desktopアプリケーションを使用してブラウザ内でNovell Filrを起動することができます。
メニューバーのFilrアイコン をクリックしてから、[Web上のFilrにアクセス]をクリックします。
コメントを追加する、またはコメントを表示するファイルに移動します。
該当するファイルを右クリックして、[コメント]をクリックします。
[Filrコメント]ダイアログボックスが表示され、ファイルに関連する既存のコメントを確認できます。
[コメント]フィールドにコメントを入力し、[送信]をクリックします。
または
既存のコメントに返信するには、返信するコメントの隣にある[返信]アイコン をクリックしてから、[送信]をクリックします。
Filrでは、さまざまな方法でほかの人がファイルとフォルダにアクセスできるようにすることが可能です。ファイルを共有する方法は、共有する情報の機密性や特定の個人との関連性など、さまざまな要因によって決まります。
個々のユーザおよびグループとの共有:
共有によって、組織内の特定のユーザやグループまたは組織外の特定のユーザと、ファイルおよびフォルダを共有することができます。ファイルまたはフォルダを共有するときには、『Filr 2.0: Webアプリケーションユーザガイド』の「共有アクセス権の理解
」で定義されている共有アクセス権のいずれかを割り当てることもします。
特定のユーザやグループと共有することで、ファイルおよびフォルダに対するセキュリティレベルの強度を最大化することができます。ユーザは共有を受けた項目に関する通知を受け取り、その項目は[自分が共有相手]エリアに表示されます。
詳細については、『Filr 2.0: Webアプリケーションユーザガイド』の「ファイルおよびフォルダの共有
」を参照してください。
ファイルリンクの配布: ファイルへのリンク(URL)を配布することができます。ファイルへのリンクを配布すると、リンクを持つすべてのユーザがファイルにアクセスできるようになります。ただし、ファイルは[パブリック]エリアに表示されないため、ユーザがファイルを見るにはリンクに直接アクセスしなければなりません。
ファイルリンクを配布する方法については、『Filr 2.0: Webアプリケーションユーザガイド』の「ファイルへのリンクの配布
」を参照してください。
パブリックとの共有: 項目をパブリックと共有すると、FilrサイトへのURLを持つすべてのユーザが[パブリック]エリアでそのファイルを見ることができます。
ファイルおよびフォルダをパブリックと共有する方法については、『Filr 2.0: Webアプリケーションユーザガイド』の「ファイルおよびフォルダの共有
」を参照してください。
ファイルとフォルダはFilr Desktopアプリケーションから直接共有できます。
共有するファイルまたはフォルダに移動します。
該当するファイルまたはフォルダを右クリックし、[共有]をクリックします。
[Filr共有]ダイアログボックスが表示されます。
[ユーザ、グループ、電子メールを追加]オプションに、共有相手のユーザ名またはグループ名を入力し始めて、ドロップダウンリストに名前が表示されたらクリックします。
または
共有相手となる外部ユーザの完全なメールアドレスを指定し、<Return>キーを押します。
(オプション)共有相手のユーザを追加するには、ステップ 3を繰り返します。
(設定による)個々のユーザのアクセス設定の変更方法
[共有相手]セクションで、アクセス設定を変更するユーザを選択します。
次のアクセス設定から変更するものを選択します。
アクセス権: ビューアアクセス権、編集者アクセス権、または寄稿者アクセス権を付与します。(寄稿者はフォルダのみに適用されます。)
有効期限: 共有の有効期限を指定します。
共有の有効期限は、指定した日数(1日は24時間で数え、有効期限を設定した時刻から数えます)、または特定の日付(権限の有効期限は、選択した日の開始時に切れます)のいずれかで設定できます。
内部ユーザ: 共有受信者に、項目を内部ユーザと再共有することを許可します。
外部ユーザ: 共有受信者に、項目を外部ユーザと再共有することを許可します。
すべてのパブリック: 共有受信者に、項目をパブリックと再共有することを許可します。
ファイルリンク: 共有受信者に、項目をファイルリンク経由で再共有することを許可します。
ファイルリンクの詳細については、ファイルへのリンクの配布を参照してください。
メモ: 共有受信者に対する個人メモを含めます。共有受信者のみがメモを読むことができます。
(設定による)複数ユーザのアクセス設定を同時に変更するには、次の手順を実行します。
Commandキーを押しながら、[共有相手]セクションで、アクセス設定を変更するユーザを選択します。
次のアクセス設定から変更するものを選択します。
定義しないアクセス設定は、所定のユーザの個々のアクセス設定が保持されます。定義するアクセス設定は、現在選択されている各ユーザのアクセス設定に反映されます。
アクセス権: 以下のいずれかのアクセス役割をユーザまたはグループに付与します。
ビューア: ユーザは以下のことを実行できます。
共用フォルダ: 表示
共有サブフォルダ: 表示
フォルダおよびサブフォルダ内のファイル: 表示および読み込み
編集者: ユーザは以下のことを実行できます。
共用フォルダ: 表示
共有サブフォルダ: 表示
フォルダおよびサブフォルダ内のファイル: 表示、読み込み、および書き込み
寄稿権限(マイファイル内のフォルダにのみ適用): ユーザは以下のことを実行できます。
共用フォルダ: 表示、名前変更、削除、またはコピー
重要:前述のように、自分のマイファイルエリアのフォルダの共有を受けた人も名前変更、コピー、および削除さえできるので、寄稿権限の共有アクセス権の付与は十分注意して行ってください。
共有サブフォルダ: 表示、名前変更、削除、コピー、および移動
フォルダおよびサブフォルダ内のファイル: 表示、名前変更、削除、コピー、移動、読み込み、および書き込み
有効期限: 共有が期限切れになる日付を設定します。
共有の有効期限は、指定した日数(1日は24時間で数え、有効期限を設定した時刻から数えます)、または特定の日付(権限の有効期限は、選択した日の開始時に切れます)のいずれかで設定できます。
内部ユーザ: 共有受信者に、項目を内部ユーザと再共有することを許可します。
外部ユーザ: 共有受信者に、項目を外部ユーザと再共有することを許可します。
すべてのパブリック: 共有受信者に、項目をパブリックと再共有することを許可します。
ファイルリンク: 共有受信者に、項目をファイルリンク経由で再共有することを許可します。
ファイルリンクの詳細については、ファイルへのリンクの配布を参照してください。
メモ: 共有受信者に対する個人メモを含めます。共有受信者のみがメモを読むことができます。
(オプション)[パブリックにする] をクリックして、項目をパブリックで使用できるようにします。次に、[共有相手]セクションで、追加したばかりの[すべてのユーザ]ユーザをタップし、パブリック用のアクセス制御設定を設定します。
(オプション)[通知]セクションで、ドロップダウンリストをクリックして、次の通知オプションから選択します。
なし: 通知を送信しません。
すべての受信者: 共用者リスト内のすべての受信者に通知します。
新規に追加された受信者のみ: 共用者リストに追加された受信者にのみ通知します。
新規および変更された受信者: 新規受信者および共有権限を変更している受信者にのみ通知します。
[保存]をクリックします。
ファイルへのリンク(URL)を配布することができます。ファイルへのリンクを配布すると、リンクを持つすべてのユーザがファイルにアクセスできるようになります。ただし、ファイルは[パブリック]エリアに表示されないため、ユーザがファイルにアクセスするにはリンクに直接アクセスしなければなりません。
リンクを配布するファイルまたはフォルダに移動します。
ファイルまたはフォルダを右クリックし、[ファイルリンクを取得]をクリックします。
[ファイルリンク]ダイアログボックスが表示されます。
そのファイルのファイルリンクがまだ生成されていない場合、[ファイルリンクを取得]をクリックします。
ファイルにアクセスするための次のURLが作成されます。
ダウンロードファイルリンク: ブラウザ設定に応じて、ファイルをダウンロードするか開くよう求めるプロンプトがユーザに出されます。あるいは、ファイルがブラウザに自動的に表示されます。このリンクからユーザは直接ファイルにアクセスできます。
表示ファイルリンク: このリンクは、ファイルをWebブラウザのHTMLビューで表示します。Webブラウザで表示できないファイルタイプの場合、このリンクは使用できません。
これでファイルリンクが[共有]ダイアログに表示されます。リンクに関連付けられている有効期限やメモを変更できます。または、ファイルまたはフォルダの共有で説明されているように、[共有]ダイアログにアクセスして、リンクを持つユーザがファイルにアクセスできなくなるようにリンクを削除することもできます。
(オプション) [有効期限]の隣にあるドロップダウン矢印をクリックして、共有の有効期限が切れる日付を設定します。
共有の有効期限は、指定した日数(1日は24時間で数え、有効期限を設定した時刻から数えます)、または特定の日付(権限の有効期限は、選択した日の開始時に切れます)のいずれかで設定できます。
ファイルリンクの配布に関して以下のアクションから選択してください。
コピー: コピーするダウンロードリンクか表示リンクを選択できるようにし、クリップボードにリンクをコピーします。その後、リンクを別のアプリケーションに貼り付けることができます。
電子メール: ワークステーションのデフォルト電子メールアプリケーションを使用して、リンクを電子メールで送信します。ダウンロードリンクと表示リンクのどちらも電子メールに含まれます。
Filr電子メール: Filrの組み込み電子メールシステムを使用して、リンクを電子メールで送信します。ダウンロードリンクと表示リンクのどちらも電子メールに含まれます。
削除: ユーザが現在のリンクを使用してファイルにアクセスできないようにするために、ファイルリンクを削除します。
(オプション)ファイルリンクを作成した後、ファイルまたはフォルダの共有の説明にしたがって、[共有]ダイアログにアクセスし、ファイルリンクのユーザアクセス権を変更したり他の管理機能を実行したりすることができます。
ファイルとフォルダに関連する次のFilrプロパティを表示します。
ファイル名
ファイルパス(Filrシステムのファイルまたはフォルダへのパスを示しています)
ファイルサイズ(該当するのはファイルのみで、フォルダは該当しません)
ファイルまたはフォルダを作成したユーザ
ファイルまたはフォルダを作成した日
ファイルまたはフォルダを変更した日
ファイル共有元のユーザ
ファイル共有先のユーザ
ファイルまたはフォルダのFilrプロパティを表示するには:
Filrプロパティを表示するファイルまたはフォルダを右クリックします。
[Filr情報を入手]をクリックします。
ファイルまたはフォルダのFilrプロパティは、[Filr情報]ダイアログボックスに表示されます。
(オプション)ファイルまたはフォルダを共有する権限がある場合、[共有]をクリックして、[Filr共有]ダイアログボックスを起動できます。
Filr Desktopアプリケーションの初期設定時に、アカウント情報とFilrサーバ情報を指定します。初期設定の後、情報はいつでも変更できます。
メニューバーのFilrアイコン をクリックしてから、[Filrコンソールを開く]をクリックします。
デスクトップコンソールで、[アカウント]をクリックします。
次の情報を指定します。
ユーザ名: Filrサイトにログインするときに使用するFilrユーザ名を指定します。
パスワード: Filrサイトにログインするときに使用するFilrパスワードを指定します。
パスワードを記憶する: Filr Desktopアプリケーションにパスワードを記憶させる場合は、このオプションを選択します。(このオプションは、Filr管理者によって無効に設定されている場合があります。)
サーバURL: ファイルをコンピュータに同期するFilrサイトのURLを指定します。例: https://Filr.mycompany.comとします。
[適用]をクリックします。
Filrサイトに保管するデータの量を制限するために、Novell Filr管理者はデータクォータを有効にすることがあります。
Filrサイトでデータクォータが有効な場合、何がデータクォータにカウントされるのか、データクォータにはどんな種類があるのか、また現在のデータ使用量を表示する方法を理解し、割り当てられたデータクォータに達している時が分かるようにしてください。割り当てられたクォータに達すると、以前に削除したファイルおよび添付ファイルがパージできるようになります。
データクォータは、個々のユーザがFilrサイトに追加できるデータの量を制限します。[ネットフォルダ](ユーザのホームディレクトリを含む)にあるファイルは、データクォータにカウントされません。
データクォータは、ユーザのFilrサイトで使用されている場合もあれば、使用されていない場合もあります。このセクションに説明されている方法で自分のデータクォータを表示できない場合は、Filr管理者がFilrサイトに追加できるデータの量をまだ制限していないということです。
自分のデータクォータは、デスクトップアプリケーションから直接表示できます。
メニューバーのFilrアイコン をクリックしてから、[Filrコンソールを開く]をクリックします。
デスクトップコンソールで、[アカウント]をクリックします。
ユーザのデータクォータが、現在使用済みの量と共に表示されます。最大ファイルサイズも表示されますが、これはFilrサイトにアップロード可能なファイルの最大サイズです。
詳細については、『Filr 2.0: Webアプリケーションユーザガイド』の「データクォータの管理
」を参照してください。
デフォルトでは、Filrファイルはユーザのファイルシステムの/Users/username/Filrフォルダに同期されます。
Filr Desktopアプリケーションの初期設定時に、ファイルシステム上のインストール場所を指定できます。Filrフォルダの場所は、初期設定後いつでも変更できます。
重要:複数のコンピュータからアクセスできるネットワーク上の場所へは、ファイルを同期しないでください。Filrフォルダが複数のコンピュータからのアクセスが可能なネットワーク上の場所にある場合、いずれかのコンピュータからアクセスされたFilrファイルがコンピュータ間およびFilrサーバと同期が取れなくなる同期問題が発生するおそれがあります。
Filrフォルダの場所を変更するには:
メニューバーのFilrアイコン をクリックしてから、[Filrコンソールを開く]をクリックします。
デスクトップコンソールで、[ストレージ]をクリックしてから、[ブラウズ]をクリックして、ファイルシステム上でFilrフォルダを置く新しい場所をブラウズします。
[開く]>[適用]の順にクリックします。
オンラインファイルが、まだオフラインで使用できるようになっていない場合、アプリケーションから、またはダブルクリックしてアクセスすると、そのファイルのコピーがローカルにキャッシュされます。
ローカルにキャッシュされたファイルを、最後にアクセスまたは変更してからどれほどの期間保持するかを指定するには、以下の手順を行います。
メニューバーのFilrアイコン をクリックしてから、[Filrコンソールを開く]をクリックします。
デスクトップコンソールで、[ストレージ]をクリックします。
[次の時点以降にキャッシュされたファイルを削除: _日間]オプションを選択して、ローカルにキャッシュされたファイルを最後にアクセスまたは変更してから何日間システムに保持するか指定します。
Filrでは、システム管理者がアプリケーションドリブンダウンロードを制御し、Filrの動作によってローカルディスクがいっぱいになることを防ぐことができるようになりました。詳細については、『Filr 2.0: Administration Guide』の「Controlling File Downloads by the Filr Workstation Applications」を参照してください。
自分のワークステーションに適用されているアプリケーションドリブンダウンロードの制限を確認するには、以下の手順を行います。
メニューバーのFilrアイコン をクリックしてから、[Filrコンソールを開く]をクリックします。
[アプリケーション]をクリックしてから、[アプリケーションを表示します]をクリックします。
Filr管理者が適用したオプションに基づいて、以下のいずれかが該当します。
制限なし: すべてのアプリケーションはFilr経由でファイルをダウンロードすることが許可されます。
許可されているアプリケーション: Filr管理者がFilr経由でファイルをダウンロードすることを許可したアプリケーションがリストされます。
許可されていないアプリケーションがファイルをダウンロードしようとすると、そのアプリケーションではファイルのダウンロードをブロックされていることがユーザに通知され、メッセージが[システムアラート]タブに表示されます。ユーザはこのアラートを破棄することを選択できます。あるアプリケーションのアラートがすでに[システムアラート]タブにあるときに、そのアプリケーションがファイルのダウンロードを再び試行した場合、通知は何も表示されません。
特定のアプリケーションのアラートが表示されないようにするには、[アプリケーション名を再び表示しない]オプションを選択します。
別のアプリケーションがFilr経由でファイルをダウンロードすることを許可されるべきであると思われる場合は、Filr管理者に連絡してください。
ブロックされているアプリケーション: Filr経由でのファイルのダウンロードがブロックされているアプリケーションがリストされます。
ブロックされているアプリケーションが実行されると、システム管理者がそのアプリケーションによるファイルのダウンロードをブロックしていることがユーザに通知されます。ユーザはこのアラートを破棄することを選択できます。あるアプリケーションのアラートがすでに[システムアラート]タブにあるときに、そのアプリケーションが実行を再び試行した場合、通知は何も表示されません。
特定のアプリケーションのアラートが表示されないようにするには、[アプリケーション名を再び表示しない]オプションを選択します。
許可されているアプリケーションとブロックされているアプリケーション: Filr管理者がファイルをダウンロードすることを許可したアプリケーションとブロックしたアプリケーションがすべてリストされます。
[アプリケーション]タブにも、ローカルの[許可されている]および[ブロックされている]リストが表示され、このリストを使用してFilr管理者が許可もブロックもしていない未識別のアプリケーションを管理することができます。未識別のアプリケーションがFilr経由でファイルのダウンロードを試行すると、そのアプリケーションはユーザが制御できるローカルの[ブロックされているリスト]に追加され、通知が表示されます。警告メッセージは[システムアラート]タブにも表示され、アプリケーションがダウンロードすることを許可するオプションが一緒に表示されます。[許可]をクリックすると、そのアプリケーションは[アプリケーション]タブ内でローカルの[ブロックされている]リストからローカルの[許可されている]リストに移動します。
右(>>)および左(<<)ボタンを使用して、ローカルの[許可されている]リストと[ブロックされている]リストの間でアプリケーションを移動することもできます。
ほとんどの同期問題は、Filrコンソールの[保留中のアクション]セクションから解決できます。さらに調査が必要な問題は、デスクトップログを確認します。
次のいずれかのアイコンで表わされる同期問題が発生することがあります。
: アップロードのエラーがあります。
: アップロードの警告があります。
: ダウンロードのエラーがあります。
: ダウンロードの警告があります。
: アップロードとダウンロードのエラーがあります。
: アップロードとダウンロードの警告があります。
: クライアントはまだファイルのアップロードまたはダウンロードを試行していません。
ドキュメントがダウンロードまたはアップロードされていない理由が分からない場合は、最近のアクティビティの表示に説明されている方法で、最近のアクティビティを表示してください。
あるドキュメントが同時に複数の場所で編集されている場合、最初に保存して閉じたファイルのみが元のファイル名で保存され、Filrにアップロードされます。そのファイルの他のバージョンは、別の名前で保存されて、Filrにアップロードされます。ファイルのコメントや共有情報がある場合、その情報は元のファイルにのみ保持されます。
たとえば、ユーザAとユーザBが同じ時刻に異なるワークステーションでfile1.docの編集を開始したとします。ユーザAは自分の変更内容を保存してファイルを閉じます。ファイルは元の名前(file1.doc)でユーザAの変更内容が適用されてFilrに保存されます。その後、ユーザBが自分の変更内容を保存してファイルを閉じます。ユーザBのファイルはfile1 (ユーザBの競合コピー日付).docに名前が変更されて、Filrにアップロードされます。その後、ユーザBのデスクトップがユーザAのバージョンのfile1.docをダウンロードすると、ユーザBに自分のファイルの名前が変更されていることが通知されます。
重要: 名前変更されたファイルは、そのファイルを作成したユーザがそのファイルがあったフォルダに対する寄稿者権限を持つ場合にのみアップロードできます。たとえば、あるファイルをユーザBと共有しており、ユーザBがそのファイルに対する編集者権限しか持っていない(寄稿者権限を持っていない)場合、ファイルが名前変更された後、そのファイルをFilrにアップロードすることはできません。
Filr Desktopアプリケーションで最近行われたアクティビティを表示できます。たとえば、Filrフォルダが同期された日時、変更されたファイル、および発生した同期の問題に関する情報が表示されます。
最近のアクティビティを表示するには:
メニューバーのFilrアイコン をクリックしてから、[Filrコンソールを開く]をクリックします。
[最近のアクティビティ]をクリックします。
Filr Desktopアプリケーションでは、新しいソフトウェアのアップデート、期限切れパスワード、サーバダウンタイムなど、さまざまなアラートをユーザに知らせる必要が生じることがあります。
システムアラートが発生すると、この情報アイコン がFilrアイコン
上で点滅します。
システムアラートを表示するには:
メニューバーのFilrアイコン をクリックしてから、[Filrコンソールを開く]をクリックします。
[システムアラート]をクリックします。
Filr Desktopアプリケーションをアンインストールする前に、開いているFilrファイルおよびアプリケーションをすべて閉じます。
Filr Desktopアプリケーションをアンインストールすると、以下の処理が行われます。
すべてのFilrアプリケーションファイルと構成データが削除されます。
Filrによってオフラインで使用可能にされた(ローカルディスクに同期された)ファイルとフォルダは削除されません。
アンインストール処理の一部として、以前にダウンロードおよび同期されたファイルとフォルダは次のフォルダに移動します:
Novell Filr (archived_date)
dateは、Filrをアンインストールした日付です(ddMMMHHmmフォーマット)。
不要になったフォルダは削除できますが、そのファイルとフォルダはFilrサーバに引き続き残ります。
Filr Desktopアプリケーションをアンインストールするには、以下の手順を行います。
重要:[アプリケーション][Novell Filr]をごみ箱にドラッグしても、Filrは完全には削除されません。
Finderを開いて、[アプリケーション]にブラウズします。
[Novell Filr]を右クリックしてから、[パッケージの内容を表示]を選択します。
[Contents/Resources]にブラウズします。
[Filr Uninstaller]を実行します。
以下のセクションでは、Filr Desktopアプリケーションを使用中に起きる可能性のあるシナリオに関するトラブルシューティング情報を提供します。
Filrコンソールの[保留中の変更]ビューには、正常に完了しなかった同期アクションに関する有用な情報が含まれることがあります。
メニューバーのFilrアイコン をクリックしてから、[Filrコンソールを開く]をクリックします。
[保留中の変更]ビューから、同期アクションを再試行するか、Filrワークスペースへの変更を取り消すことができます。
Filr 2.0では、右クリックメニューからも、サーバと同期できなかった変更の取り消しを行えます。
該当するファイルまたはフォルダを右クリックします。
[ローカル変更を取り消す]をクリックします。
ログファイルは/Users/username/Library/Logs/Novell/Filrにあります。
Libraryフォルダは非表示です。このフォルダにアクセスするには、Finderを開いて<Shift-Cmd-G>を押します。それから、「~/Library/Logs/Novell/Filr」と入力します。
既知の問題の一覧については、『Novell Filr Desktop Application Release Notes』を参照してください。
保証と著作権、商標、免責事項、保証、輸出およびその他の使用制限、米国政府の規制による権利、特許ポリシー、およびFIPSコンプライアンスの詳細については、https://www.novell.com/company/legal/を参照してください。
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