次の節では、Application Launcherを手動で起動する方法とアプリケーションの起動を自動化する方法について説明します。
Application Launcherが、アプリケーションを配布するのに必要なローカルファイルシステムに対するアクセス権を持つようにするには、ユーザがワークステーションに対して次の権限を持っていることを確認します。
ワークステーションの機能を制限していない場合、該当する権限はユーザグループのメンバーシップによって与えることができます。
NALサービス(Application Launcherのコンポーネント)が、アプリケーションを配布して、「システム」領域で実行するよう設定されたアプリケーションを起動できるようにするためには、システムユーザにワークステーションの全領域へのフルアクセス権を与える必要があります。デフォルトでは、このアクセス権はAdministratorsグループのメンバーであるシステムユーザに与えられます。Administratorsグループまたはシステムユーザアカウントに与えられるこのデフォルトの権利を制限しないでください。
Application Launcherのファイルシステムに対するアクセス権の要件については、セクション 23.0, Novell Application Launcher:認証とファイルシステムへのアクセス権の管理を参照してください。
使用するビュー(Application Window、Application Explorer、またはApplication Browser)によってApplication Launcherの起動方法は異なります。
詳細情報については、以下を参照してください。
Application Launcherを起動してApplication Windowビューを表示するには
メニュー> > > の順にクリックします。
または
c:\program files\novell\zenworksディレクトリからnalwin.exeまたはnalwin32.exeを実行します。
または
ZENworks Desktop Management Server上のsys:\publicディレクトリからnal.exeを実行します。
以前のリリースでは、nal.exeはNovell Application Launcherファイルをワークステーションにコピーしてから、Application Windowを起動していました。ZENworks for Desktops 4以降のリリースでは、nal.exeはファイルをワークステーションにコピーせず、Novell Application Launcherファイルがワークステーションにインストールされている場合にのみ、Application Windowを起動します。ZENworks Desktop Management Server上のnal.exeファイルの主な目的は、旧バージョン用に作成されたログインスクリプトとの後方互換性を維持することです。
重要:ZENworks for Desktops version 4.x以前がインストールされているサーバからnal.exeを実行しないでください。ZENworks for Desktops 3.x nal.exeを実行すると、ワークステーションのNovell Application Launcherコンポーネントがダウングレードされ、Application Launcherプロセスでエラーが発生します。
重要:nal.exeをsys:\publicディレクトリから実行すると「The ordinal 6625 could not be located in the dynamic link library MFC42.DLL(ダイナミックリンクライブラリMFC42.DLLに序数6625が見つかりません)」というエラーメッセージが表示される場合は、サーバのsys:\public\mfc42.dllファイルを更新する必要があります。適切なバージョンのmfc42.dllは、ZENworksデスクトップ管理エージェントによってワークステーションにインストールされます。ワークステーションのc:\winnt\system32ディレクトリからサーバのsys:\public\mfc42.dllディレクトリにファイルをコピーできます。
Application Windowの起動時に使用可能なコマンドラインスイッチについて詳細は、セクション 20.5, Application Windowのコマンドラインスイッチを参照してください。
Application Launcherを起動してApplication Explorerビューを表示するには
メニュー> > > の順にクリックします。
または
c:\program files\novell\zenworksディレクトリからnalview.exeまたはnaldesk.exeを実行します。
または
ZENworks Desktop Management Server上のsys:publicディレクトリからnalexpld.exeを実行します。
以前のリリースでは、nalexpld.exeはNovell Application Launcherファイルをワークステーションにコピーしてから、Application Explorerを起動していました。ZENworks for Desktops 4以降のリリースでは、nalexpld.exeはファイルをワークステーションにコピーせず、Novell Application Launcherファイルがワークステーションにインストールされている場合にのみ、Application Explorerを起動します。Desktop Management Server上のnalexpld.exeファイルの主な目的は、旧バージョン用に作成されたログインスクリプトとの後方互換性を維持することです。
重要:ZENworks for Desktops version 4.x以前がインストールされているサーバからnal.exeを実行しないでください。ZENworks for Desktops 3.x nal.exeを実行すると、ワークステーションのNovell Application Launcherコンポーネントがダウングレードされ、Application Launcherプロセスでエラーが発生します。
重要:nalexpld.exeをsys:\publicディレクトリから実行すると「The ordinal 6625 could not be located in the dynamic link library MFC42.DLL(ダイナミックリンクライブラリMFC42.DLLに序数6625が見つかりません)」というエラーメッセージが表示される場合は、サーバのsys:\public\mfc42.dllファイルを更新する必要があります。適切なバージョンのmfc42.dllは、ZENworksデスクトップ管理エージェントによってワークステーションにインストールされます。ワークステーションのc:\winnt\system32ディレクトリからサーバのsys:\public\mfc42.dllディレクトリにファイルをコピーできます。
Application Windowの起動時に使用可能なコマンドラインスイッチについて詳細は、セクション 20.6, Application Explorerのコマンドラインスイッチを参照してください。
Application Launcherを起動してApplication Browserビューを表示するには
Webブラウザを起動して、標準のボタンのツールバー上にある
アイコンをクリックします。Application Launcherを自動的に起動するには、次のような方法があります。