ここでは、ドライバをインストールし、設定し、実行できるようにします。ドライバを更新する場合は、Section 3.0, アップグレードを参照してください。
この章の中の他の手順を参照しています。ここでは、それぞれの手順を実行するタイミングが示されています。
通常、インストールした後に、証明書を処理するためのカスタマイズが必要です。詳細については、Section 4.0, ドライバのカスタマイズを参照してください。
リモートローダをインストールします。
ドライバシムのインストールにおいて、Identity Managerと同じマシン上でドライバを実行する場合でも、ドライバはリモートローダから実行することをお勧めします。
インストール中に、[接続システムサーバ]を選択します。詳細については、『Novell Identity Manager 3.0管理ガイド』の「リモートローダの設定」を参照してください。
ドライバシムに必要なファイルは、\Novell\RemoteLoaderディレクトリと\Novell\RemoteLoader\libディレクトリにインストールされます。
ドライバシムは、メタディレクトリエンジンのインストールと同時にインストールすることも、後からインストールすることもできます。
ドライバをメタディレクトリエンジンと同じマシン上でローカル実行する場合には、Identity Managerインストールプログラムを実行して、Lotus Notes用Identity Managerドライバを選択します。
詳細については、『Novell Identity Manager 3.0管理ガイド』の「Identity Managerドライバの管理」を参照してください。
ドライバをリモートで実行する場合には、ドライバシムとリモートローダを、ドライバを実行するシステム上にインストールします。詳細については、『Novell Identity Manager 3.0管理ガイド』の「接続システムの設定」を参照してください。
ドライバをセットアップするために、次のファイルを手動でコピーします。
Domino共有ライブラリディレクトリ(たとえば c:\lotus\domino)をWindowsシステムパス上に置き、コンピュータを再起動して、ここで行った設定を有効にします。
このディレクトリがWindowsシステムパス上にない場合、JVM*は、nlsxbe.dllなど、Notes.jarが必要とするDomino共有ライブラリを検出できなくなる場合があります。
Dominoサーバがデータベースの署名を必要とする場合には、NotesクライアントまたはDomino Administratorを使用して、dsrepcfg.ntfにDominoサーバのサーバIDで署名します。
インストール後、Section 2.4.2, ドライバオブジェクトの作成とドライバ環境設定のインポートで説明されているように、ドライバオブジェクトを作成します。
リモートローダの初回起動用に、ドライバとリモートローダのパスワードを設定します。
Section 2.4.2, ドライバオブジェクトの作成とドライバ環境設定のインポートで説明されているように、このパスワードは、ドライバ環境設定をインポートするときに指定したドライバパスワードとリモートパスワードと同じである必要があります。
iManagerを使用してドライバを起動します。
iManagerで、[Identity Manager]>[Identity Managerの概要]の順に選択します。
ツリー全体を検索し、該当するドライバセットからドライバを探すか、コンテナを指定し、[検索]をクリックします。
ドライバアイコンの右上隅にあるドライバステータスインジケータをクリックして、[ドライバの起動]をクリックします。
パスワードを要求するプロンプトが表示されたら、ドライバに対して使用しているNotesユーザのパスワードを入力します。このプロンプトは、ドライバを最初に起動するときのみ表示されます。また、表示されるかどうかもドライバの環境設定によります。
ドライバは、初回起動時、次を実行します。
IMPORTANT:ドライバが実行されるマシン上に複数のnotes.iniファイルがあった場合、NotesDriverShimが正しい.iniを使用するように、オペレーティングシステムの検索パス上にそのディレクトリを配置します。ドライバシムが間違ったnotes.iniファイルで初期化された場合、ドライバシムはdsrepcfg.ntfを開くことができません。
dsrepcfg.ntfが見つからなかった場合、または最初のdsrepcfg.nsf作成プロセスに失敗した場合、発行者チャネルはシャットダウンし、Step 9を完了できません。
正しいnotes.iniファイルが検出されるようにWindowsシステムパスを変更することにより、ドライバシムが正しく初期化されるようにします。
Dominoコンソールから、ndsrepタスクを開始します。
load ndsrep instance
instanceはドライバ名、または、このドライバに対して設定されている固有のインスタンス名である必要があります。ドライバ名にスペースが含まれている場合、ドライバ名を引用符で囲む必要があります。ndsrepがロードされた後、このndsrepのインスタンスに対してTELLコマンドを発行するときは、常にそのインスタンス名を使用します。
ここで、Notesタスクビューアに、DirXMLまたはこれと似た名前のタスクが表示されます。
最初の環境設定および起動を検証した後、ndsrepが自動的にロードされるように、Dominoサーバのnotes.iniファイルを更新します。
例:
ServerTasks=Update,Replica,Router,AMgr,AdminP,ndsrep notesdrv1, CalConn,Sched,HTTP,IMAP,POP3
ドライバ名にスペースが含まれている場合、ドライバ名を引用符で囲む必要があります。
初回起動に成功したら、Notesドライバとndsrepは、実際の作業構成に応じて、任意の順序で起動できます。
ndsrepの詳細については、Section 2.4.3, ndsrepを使用したデータベースレプリケーションの設定を参照してください。
ドライバのアクティベーションを行います。詳細については、Section 2.4.5, ドライバのアクティベーションを参照してください。
ドライバをまだ購入していない場合には、ドライバによって同期化するデータをテスト環境以外で使用しないようにしてください。
すべてのオブジェクトを一度に同期化する場合は、Section 2.4.4, データの移行と再同期化で説明されている手順に従う必要があります。
このことを行わない場合、同期化は、個々のオブジェクトに変更が発生したときに、オブジェクトごとに行われます。
通常、インストールした後に、証明書を処理するためのカスタマイズが必要です。詳細については、Section 4.0, ドライバのカスタマイズを参照してください。
Identity Managerをインストールした後、ドライバを実行するシステム上にドライバシムとリモートローダをインストールします。
AIX、Linux、およびSolarisへのインストールでは、Identity Managerと同じマシン上でドライバを実行する場合でも、ドライバはリモートローダを使用して実行する必要があります。
インストール中に、[接続システムサーバ]を選択します。詳細については、『Novell Identity Manager 3.0管理ガイド』の「リモートローダの設定」を参照してください。
ドライバシムに必要なファイルは/usr/lib/dirxmlにインストールされます。
/usr/lib/dirxml/classes/Notes.jarが、現在の環境において正しいディレクトリにリンクされていることを確認します。
たとえば、次のように入力します。
ls -l /usr/lib/dirxml/classes/Notes.jar
たとえば、次のようにリンクされていることが必要です。
/usr/lib/dirxml/classes/Notes.jarから/opt/lotus/notes/latest/linux/Notes.jarへリンク
Lotus Notesアカウントとグループの作成の手順により、リモートローダとドライバを実行するユーザを作成していることを確認します。
rootを使用してNotesドライバ用にリモートローダを実行することはできません。
ドライバオブジェクトの作成とドライバ環境設定のインポートを参照して、ドライバオブジェクトを作成します。ドライバはまだ起動しないでください。
NotesクライアントまたはDomino Administratorを使用して、dsrepcfg.ntfをDominoサーバのサーバIDで署名します。
次のファイルを、インストールされている場所(デフォルトでは/usr/lib/dirxml/rules/notes)から、Dominoサーバ上のドライバを起動する場所(/local/notesdata、/home/notes、または/user/binなど)にコピーします。この場所を実行検索パスに含めることをお勧めします。
これらの3つのサンプルスクリプトとサンプル環境設定ファイルは、ドライバの起動方法を示す目的で提供されています。rdxml.startnotesを使用してドライバ用リモートローダを開始し、rdxml.stopnotesを使用してドライバ用リモートローダを停止できます。
サンプルスクリプトは、さまざまな状況に対応しています。実際の環境で動作しない場合には、適宜編集してください。サンプルスクリプトでは、トラブルシューティングに利用できるように、ドライバのリモートローダのトレースログが生成されるようになっています。
Step 6の表に示されているように、実際の環境に合うように、スクリプトと環境設定ファイルを適宜変更します。
Step 6で示されている3つのスクリプトが、実行可能なファイルアクセス権(たとえばrwxr-xr-x)を持っていることを確認します。
リモートローダの初回起動用に、ドライバとリモートローダのパスワードを設定します。
例:
cd driver_script_directory ./rdxml.startnotes -sp driver_password remote_loader_password
Section 2.4.2, ドライバオブジェクトの作成とドライバ環境設定のインポートで説明されているように、このパスワードは、ドライバ環境設定をインポートするときに指定したドライバパスワードとリモートパスワードと同じである必要があります。
rdxml.startnotesを使用して、ドライバ用にリモートローダを開始します。
例:
cd driver_script_directory ./rdxml.startnotes
driver_script_directoryは、Step 6でファイルをコピーしたディレクトリです。
iManagerを使用してドライバを起動します。
iManagerで、[Identity Manager]>[Identity Managerの概要]の順に選択します。
ドライバセット内でドライバを検索します。
ドライバアイコンの右上隅にあるドライバステータスインジケータをクリックして、[ドライバの起動]をクリックします。
ドライバを最初に起動するときには、次が実行されます。
NOTE:dsrepcfg.ntfが見つからなかった場合、または最初のdsrepcfg.nsf作成プロセスに失敗した場合、発行者チャネルはシャットダウンし、Step 12を完了できません。
Dominoコンソールから、ndsrepタスクを開始します。
load ndsrep instance
instanceはドライバ名、またはこのドライバに対して設定されている固有のインスタンス名である必要があります。ドライバ名にスペースが含まれている場合、ドライバ名を引用符で囲む必要があります。ndsrepがロードされた後、このndsrepのインスタンスに対してTELLコマンドを発行するときは、常にこのインスタンス名を使用します。
ここで、Notesタスクビューアに、DirXMLまたはこれと似た名前のタスクが表示されます。
最初の環境設定および起動を検証した後、ndsrepが自動的にロードされるように、Dominoのnotes.iniファイルを更新します。
例:
ServerTasks=Update,Replica,Router,AMgr,AdminP,ndsrep notesdrv1, CalConn,Sched,HTTP,IMAP,POP3
ドライバ名にスペースが含まれている場合、ドライバ名を引用符で囲む必要があります。
初回起動に成功したら、Notesドライバとndsrepは、実際の作業構成に応じて、任意の順序で起動できます。
ドライバのアクティベーションを行います。詳細については、Section 2.4.5, ドライバのアクティベーションを参照してください。
ドライバをまだ購入していない場合には、ドライバによって同期化するデータをテスト環境以外で使用しないようにしてください。
すべてのオブジェクトを一度に同期化する場合は、Section 2.4.4, データの移行と再同期化で説明されている手順に従う必要があります。
オブジェクトを一度に同期化しない場合、次に各オブジェクトに変更が発生したときに、オブジェクトごとに同期化が行われます。
通常、インストールした後に、証明書を処理するためのカスタマイズが必要です。詳細については、Section 4.0, ドライバのカスタマイズを参照してください。
トラブルシューティングのヒントについては、インストールのトラブルシューティングを参照してください。
Windowsの場合:
dsrepcfg.nsf が作成され、適切な更新データベースファイル(通常、ndsrep.nsf)を指定するデータが含まれている場合、Dominoコンソールからndsrepをロードできます。
dsrepcfg.ntfが見つからなかった場合、または最初のdsrepcfg.nsf作成プロセスに失敗した場合、発行者チャネルはシャットダウンし、Dominoコンソールからndsrepタスクをロードできません。
Notesクライアントを使用すると、dsrepcfg.ntfテンプレートを使用してdsrepcfg.nsfデータベースを作成できます。この後、Notesドライバユーザがこのデータベースに対してマネージャレベルのアクセス権を持つようにACLを変更します。
AIX、Linux、およびSolarisの場合:
Table 2-1 確認するリンク
変数your_platformは、オペレーティングシステムを表します。フォルダ名は次の表のとおりです。
次のファイルをバックアップしておきます。
rdxml.startnotes rdxml.stopnotes findDomino rdxml.confignotes (または、環境設定情報が保存されているファイル)
ドライバシムを再インストールしたら、バックアップを元の場所にコピーします。
ドライバ環境設定ファイルをインポートして、ポリシー、スタイルシート、フィルタなど、基本ドライバ環境設定に必要なすべてのeDirectoryオブジェクトを作成します。その後、業務上のニーズに合わせて、環境設定を適宜変更できます。
詳細については、『Novell Identity Manager 3.0管理ガイド』の「ドライバオブジェクトの作成」を参照してください。
次の情報を指定して、ウィザードを終了したら、Section 2.4.1, ドライバシムのインストールで説明されているように、ドライバを起動します。
サンプルドライバ環境設定では、新しい機能として、環境設定のインポート時の複雑さを軽減するための柔軟なプロンプト表示が採用されています。リモートローダから使用できるようにドライバをインストールする場合には、ウィザードに、これらの機能に対する情報を指定するための追加ページが表示されます。
Table 2-3 役割ベースのエンタイトルメントのセットアップ
インポートプロンプト |
説明 |
---|---|
NotesユーザID |
このドライバがNotes認証で使用するNotesユーザIDを、完全に修飾された標準形式(cn=Notes Driver/o=Organizationなど)で入力します。 このユーザIDは、入力データベースと出力データベースの両方に対して、管理権を持っている必要があります。このIDは、このドライバ専用のIDで、このドライバでのみ使用されるIDとして作成することをお勧めします。これにより、このユーザが使用されているときのNotesへの変更に対してドライバが応答しないようにすることができます。 |
NotesユーザIDファイル |
このドライバがNotesの認証で使用するNotesユーザに関連付けられるNotesユーザIDファイルの(Dominoサーバ上の)フルパスを入力します。 |
Notesユーザパスワード |
このドライバが(上のユーザIDファイルについて)Notesに対して認証を行うときに使用するNotesユーザIDのパスワードを入力します。 |
Dominoサーバ |
このドライバが認証を行うDominoサーバの名前を、完全に修飾された標準形式(cn=NotesServer/o=Organizationなど)で入力します。 |
NotesサーバIDファイル |
このドライバが認証を行うNotesサーバに関連付けられているNotesサーバIDファイルのフルパスを入力します。 |
デフォルトのNotes Certifier IDファイル |
このドライバがデフォルトの証明者で使用する、デフォルトのNotes Certifier IDの(Dominoサーバ上の)フルパスを入力します。これは通常はルート証明者ですが、適切なアクセス権を持つ任意の証明者にすることもできます。 |
完全に修飾されたNotesのデフォルトの証明者名 |
Notesのアドレス帳で検索される、デフォルトの完全に修飾された(型付き)Notes証明者の名前を入力します(/o=acme)。 |
デフォルトのNotes Certifier名 |
Notesのアドレス帳で検索される、デフォルトのNotes Certifier名(型なし)を入力します(/acme)。 |
デフォルトのNotes Certifierのパスワード |
新規ユーザを証明するときにこのドライバが使用する、デフォルトのNotes Certifier IDのパスワードを入力します。 このパスワードは、名前付きパスワード機能を使用してセキュリティ保護されています。Section 4.3, 名前付きパスワードの使用を参照してください。 |
Notes組織名 |
Notes組織の名前を入力します(これは通常、ツリーのルートのo=です)。 |
Notesドメイン |
Notesドメインの名前を入力します。 |
ターゲットのNotesデータベース |
ターゲットNotesデータベースの相対パスとファイル名(Dominoサーバ上)を入力します。パスは、Dominoサーバのデータディレクトリとの相対パスである必要があります。 |
このデータベースはNotesアドレス帳ですか? |
このドライバには、異なるNotesデータベースと接続する機能があります。 |
Notes変更ログデータベース |
Notes変更ログデータベースの相対パスとファイル名(Dominoサーバ上)を入力します。このファイルはndsrepによって作成されます。パスは、Dominoサーバのデータディレクトリとの相対パスである必要があります。 |
新しいNotesユーザを認証しますか? |
ドライバが、購読者チャネルのNotesに追加されるユーザを証明する必要があるかどうかを指示します。 |
Notes ID保存パス |
ドライバが新しいユーザIDファイルを作成する場所のパス(Dominoサーバ上)を入力します。 |
Notes証明書ログデータベース |
Notes証明書ログデータベースの相対パスとファイル名(Dominoサーバ上)を入力します。パスは、Dominoサーバのデータディレクトリとの相対パスである必要があります。 |
ユーザ証明書でアドレス帳を更新しますか? |
購読者チャネル上のNotesで新規ユーザを認証するときに、Notesでアドレス帳のサーバエントリを更新するかどうかを指示します。 |
ユーザIDファイルをNotesのアドレス帳に保存しますか? |
購読者チャネルのNotesに追加されたユーザを証明するときに、Notesが新しいユーザIDをアドレス帳に保存するかどうかを指示します。 |
Dominoサーバは北米のサーバですか? |
新規ユーザを証明するときに、このドライバがバインドするDominoサーバが北米のDominoサーバかどうかを指示します。これは暗号化レベルに影響します。128ビット暗号化の場合は[はい]を選択します。 |
IDファイルの有効期限 |
購読者チャネルに追加されるユーザの証明時に、ドライバによって作成されるIDファイルの有効期間(年単位)を入力します。 |
Notesのパスワードの長さ: |
Notesの新規ユーザIDのパスワードの最短の長さを入力します(0~16)。 |
デフォルトのNotesユーザIDのパスワード: |
Notesの新規ユーザIDのデフォルトのパスワードを入力します。 |
デフォルトのNotes HTTPパスワード |
Notesの新規ユーザのデフォルトのHTTPパスワードを入力します。 |
メールファイルを作成しますか? |
購読者チャネル上でNotesに認証されたユーザのメールファイルをドライバに作成させるかどうかを指示します。 |
メールデータベース保存パス: |
ドライバが新しいメールデータベースを作成する場所の相対パスを入力します。パスは、Dominoデータディレクトリとの相対パスである必要があります。 |
Notesメールデータベーステンプレート |
新しいメールデータベースの作成時にこのドライバが使用するNotesメールデータベーステンプレートの(Dominoサーバ上の)相対パスおよびファイル名を入力します。パスは、Dominoサーバのデータディレクトリとの相対パスである必要があります。 |
Notesメールサーバ |
このドライバが新しいメールデータベースを作成するNotesメールサーバの名前を、完全に修飾された標準形式(cn=NotesServer/o=Organizationなど)で入力します。 |
インターネットメールドメイン |
インターネットの電子メールアドレスを生成するときに使用されるインターネットメールドメインを入力します。 |
アクセス拒否グループのユニバーサルNotes ID |
アクセス拒否グループのNotesユニバーサルIDを入力します。これは、Notesクライアントのグループのプロパティシートに示されている32文字のIDです。 |
発行者チャネルのポーリングレート |
発行者チャネルが変更ログの更新をチェックする頻度をポーリング間隔(秒単位)で入力します。 |
ユーザの発行者配置先パス |
eDirectoryユーザが作成されるeDirectoryパスを入力します。 |
グループの発行者配置先パス |
eDirectoryグループが作成されるeDirectoryパスを入力します。 |
ユーザの購読者配置元パス |
ユーザ変更を検出するeDirectoryパス(サブツリーのルート)を入力します。 |
グループの購読者配置元パス: |
グループ変更を検出するeDirectoryパス(サブツリーのルート)を入力します。 |
イベントのループバックを検出しますか? |
イベントのループバックを許可しない場合は[はい]、イベントのループバックを許可する場合は[いいえ]を選択します。 |
NDSREPのスケジュール単位 |
ndsrepポーリング間隔のスケジュール単位を入力します。 |
NDSREPのスケジュール値 |
ndsrepポーリング間隔のスケジュール値を入力します。 |
DN形式 |
発行者チャネルで使用される識別名の形式を入力します。 |
NDSREP Dominoコンソールトレース設定 |
Dominoコンソールトレース設定を入力します。 |
属性をチェックする |
オブジェクトイベントごとにすべての属性をチェックするかどうかを指示します。 |
タイムスタンプを書き込む |
同期されるオブジェクトごとにドライバのタイムスタンプを書き込むかどうかを指示します。 |
パスワードの障害を通知するユーザ |
パスワードの障害の発生時に通知するユーザの名前を入力します。 |
Enable Entitlement features (エンタイトルメント機能の有効化) |
エンタイトルメントドライバを使用して、このドライバ環境設定により提供されるエンタイトルメント機能を有効にする場合には、[はい]を選択します。 これは設計時に決定されています。『Novell Identity Manager 3.0管理ガイド』に記載されているエンタイトルメントについて十分に理解した後でない限り、このオプションに対して[はい]を選択しないでください。 |
Force Remote Loader Connection (リモートローダによる接続を強制) |
[リモート]を選択して、ドライバをリモートローダサービスで使用するように設定するか、[ローカル]を選択して、ドライバをローカルで使用するように設定します。リモートにするかローカルにするかの判断については、Section 2.1, ドライバをインストールする場所を参照してください。 |
リモートホスト名とポート |
リモートドライバの環境設定にのみ必要です。 このドライバ用のリモートローダサービスがインストールされ、実行するホストの名前またはIPアドレスとポート番号を入力します。デフォルトのポートは8090です。 |
ドライバパスワード |
リモートドライバの環境設定にのみ必要です。 ドライバオブジェクトパスワードは、リモートローダがメタディレクトリサーバに対して自身の認証を求めるときに使用されます。このパスワードには、Identity Managerリモートローダ上のドライバオブジェクトパスワードと同じパスワードを指定する必要があります。 |
リモートパスワード |
リモートドライバの環境設定にのみ必要です。 リモートローダインスタンスへのアクセスを制御するために、リモートローダのパスワードが使用されます。このパスワードには、Identity Managerリモートローダ上のリモートローダパスワードと同じパスワードを指定する必要があります。 |
ndsrepを使用したレプリケーションを設定するには、次の節で説明する手順に従います。
Section 2.4.1, ドライバシムのインストールの手順を読み、ndsrepおよびドライバの起動について理解します。
Section 2.4.1, ドライバシムのインストールで説明されているように、使用プラットフォームに必要なファイルが所定の場所にコピーされていることを確認します。
(Windowsのみ) c:\lotus\domino (または、該当するDomino実行可能フォルダ)をシステムパスに追加し、コンピュータを再起動します。
ndsrepをロードする前に、Lotus Notes用Identity Managerドライバを少なくとも1回は起動しておきます。
ndsrepのロードと実行は、必ずDominoサーバのサーバコンソールから行います。ndsrepプログラムは、出力データベース(デフォルトではndsrep.nsf)を作成し、Dominoサーバのアドレス帳(または別のNotesデータベース)上の変更を検出し、この変更を出力データベースにコピーします。
ndsrepのロード: Dominoサーバコンソールからndsrepをロードします。
notes.ini内のServerTasks =ステートメントにndsrepを追加し、Dominoサーバを再起動します。
例:
ServerTasks=Update,Replica,Router,AMgr,AdminP,ndsrep notesdrv1, CalConn,Sched,HTTP,IMAP,POP3
または
Notesのサーバコンソールウィンドウで次を入力します。
load ndsrep instance
いずれの場合でも、ドライバ名にスペースが含まれている場合は、ドライバ名を引用符で囲む必要があります。
ndsrepの制御: 次の表で説明されているTELLコマンドを使用します。
次のndsrep TELLコマンドにより、ndsrepの即時アクションを実行できます。これらのコマンドは保存されず、ndsrepがアクションを実行するだけです。
1つのDominoサーバに対して複数のドライバを実行するために複数のndsrepインスタンスを実行することができます。ndsrepのロード時、パラメータとしてドライバインスタンス名を指定する必要があります。デフォルトでは、このインスタンス名はドライバの名前になります。
ドライバ名にスペースが含まれている場合、ドライバ名を引用符で囲む必要があります。
ndsrepと複数のインスタンスのセットアップについては次の注意点があります。
load ndsrep instance
ndsrepがロードされ、instance値によりTELLコマンドから参照されます。
例:
ServerTasks=Update,Replica,Router,AMgr,AdminP, ndsrep notesdrv1,ndsrep notesdrv2,CalConn,Sched,HTTP,IMAP,POP3
Identity Managerでは、データが変化するとデータが同期されます。すべてのデータを即時に同期する場合は、次のオプションから選択できます。
eDirectoryからのデータの移行: アイデンティティボールトからアプリケーションに移行するコンテナまたはオブジェクトを選択できます。オブジェクトを移行すると、メタディレクトリエンジンによって、一致、配置、および作成のすべてのルールと、購読者フィルタがそのオブジェクトに適用されます。
eDirectoryへのデータの移行: アプリケーションからアイデンティティボールトにオブジェクトを移行する際にIdentity Managerが使用する条件を定義できます。オブジェクトを移行すると、メタディレクトリエンジンによって、一致、配置、および作成のすべてのルールと、発行者フィルタがそのオブジェクトに適用されます。オブジェクトは、クラスリストで指定した順序で、アイデンティティボールトに移行されます。
同期: メタディレクトリエンジンが、購読者クラスフィルタを調べ、該当するクラスのすべてのオブジェクトを処理します。関連付けられているオブジェクトはマージされます。関連付けられていないオブジェクトは追加イベントとして処理されます。
いずれかのオプションを使用するには:
iManagerで、[Identity Manager] >[Identity Managerの概要]の順に選択します。
Notesドラバが含まれているドライバセットを検索して、ドライバアイコンをダブルクリックします。
該当する移行ボタンをクリックします。
インストール後90日以内にドライバのアクティベーションが必要です。アクティベーションを行わないと、ドライバを実行できなくなります。
有効にする方法の詳細については、『Identity Manager 3.0インストールガイド』の「Novell Identity Manager製品を有効にする」を参照してください。